響愛学園では、お子さまの個性に合わせて「マーシーミュージック」「アートコース」のクラスに、「tomatis® method(トマティス・メソッド)」をプログラムに取り入れています。トマティス・メソッドは不安感の払拭・集中力UPなどの精神安定、自立性、運動能力、理解力向上などの効果が出るという研究結果もあり、今注目されている教育・療法の一つです。
トマティス・メソッドはフランスの耳鼻咽喉科医アルフレッド・トマティス博士が1947年から開発、研究を重ね、完成させた聴覚、心理発声改善法です。
トマティス・メソッドの聴覚トレーニングは、高周波帯の音や骨導を通しての音など、様々な音で耳の中にある小さな筋肉や聴覚器官を刺激することによって耳の機能を活発化・調整し、「聴く」能力をアップさせます。
「きく」という行為には「聞く」と「聴く」の二通りがあります。
人間は、見たい物があれば目の焦点を合わせるように、コミュニケーションをしたいという意欲があれば、自然に耳を傾け、メッセージを正しくとらえようとし、耳の中で、鼓膜、中耳、内耳が活発に機能します。
tomatis®オリジナルのヘッドセットは骨伝導と空気伝導により、聴覚と運動機能に影響を与える内耳全体を刺激し、音の振動によって、筋肉が内耳の前庭と蝸牛を刺激し、それが脳にエネルギーを与えます。
また、前庭は、身体の微細な動きを脳に伝えることから、リズムとバランスにも関係しています。 前庭が伝える情報には整合性が不可欠です。そのため、耳が効率よく刺激を受け取ることが大切なのです。 トマティスメソッドは、聴覚の筋肉を鍛え「聴く」能力をアップさせることで、脳へ刺激を与えさまざまな面に効果が期待できるのです。
現在、世界36カ国に約260のトマティスセンターがあり、トマティス・メソッドの専門教育を受けたカウンセラーの有資格者が、「国際トマティスカウンセラー資格認定登録協会」の職業倫理に基づいてトマティス・メソッドを実施しています。
2004年には、メキシコの小学校数校に導入され、2006年にはポーランド政府が、200ヶ所の心理教育センターに導入するなど、教育界で大変注目を浴びています。
特にメキシコの私立小学校2校で実施されているトマティス・メソッドの適用は、教育界で大変注目されており、350人の生徒(3歳から9歳)が、毎日トマティスプログラムを受け、スタートしてまもなく学校の経営者や教員は、特に年少の子供たちの集中力や、聴く力、注意力に進歩を認め、トマティス・メソッドが著しい教育の質を向上させることが確認されました。
お電話もしくは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。